R0016045
国立新美術館で開催中のワシントン・ナショナル・ギャラリー展 印象派・ポスト印象派 奇跡のコレクションに行ってきた。世界有数の規模と質を誇るワシントン・ナショナル・ギャラリーの所蔵作品から、印象派とポスト印象派の作品が公開される。

まずはコローなどのバルビゾン派からはじまり、マネ、モネ、ルノワールら印象派、そしてセザンヌ、ゴッホ、ゴーギャンらのポスト印象派、というきわめてシンプルな構成。今回のわたくし的ベストは、うーんベタだけどモネの「日傘の女性、モネ夫人と息子」かなぁ。風と光と、影。やっぱり印象派の作品は光の表現がすごく印象的。「太鼓橋」の水の反射がすごくきれいだった。ルノワールの「モネ夫人とその息子」もあって、この母子のモネバージョンとルノワールバージョンを見ることができるわけだ。あとはマネのモデルでよく出てくるベルト・モリゾなんかの作品も。マネの「葉のあるキュウリ」はなんだか日本画みたい。母上はこれがベストだそうだ。この展覧会でこれをベストに選ぶとは・・・。


平日夜にもかかわらず、けっこうな混雑。ひとりで来ている車椅子の女性がいて、後ろの方でウロウロしながら遠慮がちに見ていた。人が多いのであれじゃあ作品全然見えないだろうに・・・。係員さんとか、何もしないのかな。かといって自分で声をかける度胸もなく、そのまま見過ごしてしまった。
Posted by petite-tomo | 2011-09-02 23:45 | 好き | Add Comments
R0015164
雨雲どっかいけと念じながらアメッシュに張り付き、終業後すぐに自転車で日比谷に向かう。出光美術館で開催中の「花鳥の美 ― 珠玉の日本・東洋美術」展に行ってきた。せっかく急いで出てきたのにチケットを持っていた母上が大幅に遅れ、時間ギリギリで入館。時間がなさすぎてざーっと見て回るかんじになってしまった。

花鳥画だけでなく、花鳥を意匠とした工芸品も多岐にわたって集められており、なかなか見応えのある展示だった。中でもやはり屏風に目がいく。四季花鳥図屏風の前にずっと座って食い入るように観ていた青年が印象的だった。あのスケールには圧倒される。あと金銅蓮唐草文透彫経箱ってのが細工が緻密ですごかった。

人も少なくて静かで、来ている人はほんとに好きな人ばかりなかんじで、ああこれが美術館の雰囲気だよなぁ、なんておもった。出光美術館のロビーからは皇居が見渡せる。空は曇って日没間際なこともありどんより重たいかんじだったけど、なんかいい雰囲気だった。時間あるときに来て外眺めながらのんびりお茶でもしたいな。

「花鳥の美」展は19日まで。
Posted by petite-tomo | 2011-06-17 23:17 | 好き | Add Comments
R0015086
東京国立博物館で開催中の手塚治虫のブッダ展に行ってきた。漫画と仏像のコラボレーション、うーん、どうなんだ? とおもうおけど、でも天下の手塚治虫のブッダだし、これは観ておきたい。

ブッダの誕生から涅槃までの生涯を、手塚治虫のブッダの原画と実際の仏像とで追って行くんだけど、手塚治虫の原画がすごくうまく使われていてものすごくわかりやすい。ただ漫画のシーンと仏像を並べてるだけじゃなくて、ブッダの生涯を理解した上で仏像を観られるようにしてる。ブッダのことぜんぜん知らない人とか子供とかでもとっつきやすそう。

それにそういえば手塚治虫の原画ってナマで観たのはじめてかも。ペンの動きひとつひとつに漫画家の息が感じられてすごくドキドキするわー。仏像の方もけっこう充実していて、展示の点数は多くないんだけどすごく楽しめた。

ブッダ再読したくなった。実家行ってくるか。
Posted by petite-tomo | 2011-06-11 22:36 | 好き | Add Comments
R0014898
藝大美術館で開催中の香り かぐわしき名宝展に行ってきた。「香りの日本文化」「香道と香りの道具」「絵画の香り」という3つのセクションから「香り」というテーマにアプローチする展覧会。"香りを見る" なんて、なかなか興味深い。

香道というのは知らなかったんだけど、一定の作法のもとに香木を炷いて立ち上る香りを鑑賞するものだそうだ。香を「聞く」と表現するのがなんかいいなあ。そのお道具もとても素敵。昔の貴族はこんなので遊んでいたのね。少し前に家紋の本かなんかを読んだときに源氏香の図がでてきたんだけど、それがまさに展示されてておおっ、とおもった。あのパターンはなんかすごいとおもう。

絵画も、「香り」までも感じさせる作品、てことで、うん、たしかに。草木の匂いから、美しい女性の色香まで。なかなかに雰囲気のあるものだ。さらにはさきほどの源氏香の図が作中に描かれていたりして、当時それが流行っていたというのがうかがえておもしろかった。
Posted by petite-tomo | 2011-05-22 21:07 | 好き | Add Comments
R0013661
国立西洋美術館で開催中のレンブラント 光の探求/闇の誘惑展に行ってきた。

レンブラントは「光と影の巨匠」と言われるほどに、光の探求や陰影表現がこの画家にとって重要なテーマ。今回の展示ではおもに版画を扱っている。黒の諧調表現が実に豊かで、それによって描かれる陰影が印象的。また、レンブラントは版画に和紙を好んで使ったそうだ。その他にもオートミール紙や中国紙、西洋紙と、それぞれ違った質感をもっていて観ていておもしろい。淡い色がついた紙によって、微妙な諧調を表現したのだそうだ。さらに、銅板の原版もあったりして、これはもういろんな角度からまじまじと観てしまった。スゴい。銅の色がまたきれいで。版画がメインで絵画は数少なかったけど、「アトリエの画家」よかったな。室内のイーゼルの存在感が尋常じゃなかった。小品だけど傑作。

普段は金曜の夜間開館で行くんだけど、節電で美術館の開館時間が短くなっているためやむなく週末に出かけた。でもそこまで混雑してなくてよかった。上野公園の桜は満開。雨が降っていたので人も少なめだったけど、その雨もすっかりやんだ。
Posted by petite-tomo | 2011-04-09 19:11 | 好き | Add Comments
< Prev   1234567   Next >